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オーバム速報:2015年までに光通信世界市場は200億米ドルに成長

2010 年11 月26日

データモニターグループ(英文社名:Datamonitor 本社:英国)のICTに特化したリサーチ・アドバイザリ・コンサルティングの事業会社オーバム(英文名:Ovum) は、常に存在するバンド幅に対するニーズに基づいた、光ネットワーク(ON)市場の長期成長予測を実施しました。当社ではON市場は2015年までに200億ドル、年平均成長率5%に達すると予測しています。

「調査の結果でEMEA (欧州・中東・アフリカ) 市場は、2011年に上向くだろうと見ています。2010年は北米とアジア太平洋(APAC)地域がグローバル市場の成長の転換点となり、2011年はEMEA市場が上向く転機となるでしょう。躍進する中国にけん引され、今やAPACが光ネットワークの一番の地域と言えるでしょう」 と、主席アナリストのイアン・レドパス (Ian Redpath) は述べています。

図1は2010- 2015年のONについてのOvum最新予測を示しています。

図 1: 光通信世界市場予測 2006–15年

光通信世界市場予測 2006–15年

APAC地域で最高売り上げを記録している上位6社は以下のとおりです:

1)Huawei (華為)市場シェア43%
2)ZTE Corporation (中興通迅)市場シェア16%
3)アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)市場シェア9%
4)NEC (日本電気株式会社)市場シェア7%
5)FiberHome (烽火通信科技股份有限公司)、ECI (株式会社ECI)市場シェア各 4%

中国が引き続き当地域の大きなけん引役となるでしょう。日本市場は完全に横ばい成長にあり、市場規模はインドに抜かれています。中国では、電話基地局接続サービスとコアネットワークのいずれにおいてもモバイル市場投資の主な対象となっています。オーバムではこのトレンドはかなりの期間、持続すると予測しています。

しかし、モバイルネットワークだけで最近の大規模なON成長率を維持できるかは疑問が残ります。オーバムはON 市場における現在の高成長率を将来的に維持するには第2のアプリケーションブームが必要だと見ています。中国で起こりうる第2のアプリケーションブームは、企業向けイーサネットサービスであろうと。現在までのところ、中国における企業向けイーサネット普及率は緩やかでした。中国に展開する多国籍企業の閒には、高速イーサネット接続サービスを待ち望む声が大きく、これに呼応する形でグローバル回線通信事業者が中国本土に通じる各都市にネットワークを増設しています。「中国テレコムでは現在、次世代高次ネットワークのためのイーサネット回線通信形態を検討中です。企業イーサネットは中国での光ネットワーク基幹の帯域幅を増大させると予測されます」と、レドパスは指摘しています。

日本のネットワーク刷新は遅れています。ONへの資金投入は2003年時点でのレベルの維持費用に過ぎません。設備投資の引き締めが続くのも、帯域幅の基礎要件がアップグレードされたレベルを要求するまでと見られています。

日本市場の停滞をよそに、インド市場の成長は目覚ましく、アジア太平洋地域で日本を抜いて第二位に踊りでています。インドのON市場の拡大はインドでビジネスを拡張するために高速通信接続サービスを必要とする多国籍企業にとっての呼び水となっています。国際回線通信事業者はインドにおけるPoPs拡張、インド内外への回線容量の拡大でそれら多国籍企業の要求に対応しています。国内企業であるBSNL、Tata とReliance Globalcom も国内外で成長を続けています。

終わりに
“最新予測:光学ネットワーク”は主席アナリスト、イアン・レドパスによって著作されました。

以上





関連レポート
*『最新予測:光通信 (Forecast Update: optical networks) 』
オーバム主席アナリスト: イアン・レドパス (Ian Redpath) 執筆
**『販売会社による売り上げ:地域的分析 – アジア太平洋 (“Sales by vendor: subregional analysis” for Asia-Pacific) 』
オーバム主席アナリスト: マット・ウォーカー (Matt Walker) 執筆
ランク付けは、同レポートに基づいています。

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オーバムについて
オーバム (Ovum) は、英国に本社を置く総合市場分析企業 データモニター (Datamonitor) のICTに特化したリサーチ、アドバイザリ、コンサルティングの事業会社です。オーバムは世界 11 ヶ所(本社含む) に拠点を持ち、150名のアナリストがテクノロジー、マーケットレンド、ビジネス、そして政策や規制を踏まえた 予測・分析・リサーチを行ない、情報を提供しています。オーバムは客観的かつ中立的な視点から最適なアドバイスと分析情報を提供し、お客様の戦略立案と意思決定をサポートしています。オーバムでは、通信・テレコム、IT、マーケットトレンド、特にビジネスとテクノロジーの双方の視点で市場を予測・分析しております。このリサーチ情報をベースとして、世界各国の150名のアナリストが、お客様の課題解決、ビジネスやテクノロジーにおける意思決定に役立つアドバイス情報を提供。個別のご相談にもアドバイザリサービスにて対応いたします。
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