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オーバム プレスリリース
アプリケーション・ダウンロードにおける iPhone の優位に陰り
急成長が見込まれるモバイルアプリ市場2010年7月13日
Android 、Symbian 、BlackBerryなどの競合製品の市場進出により、モバイルアプリケーション・ダウンロード市場におけるアップル社iPhoneの優位に陰りが見られる、とオーバムでは予測しています。
データモニターグループ(英文社名:Datamonitor 本社:英国)のICTに特化したリサーチ・アドバイザリ・コンサルティングの事業会社オーバム(英文名:Ovum)による最新レポート(注*)では、非キャリア所有のアプリケーション・ストアでのモバイルアプリケーションのダウンロード数は、今後5年間で世界的に約41%の年平均成長率(CAGR)で伸び続け、その総数は2015年までに2,130億回近くに達するとしています。これは2009年の26億9,000万回を大きく上回る数字です。
オーバムの推計によると、アップルは2009年度、スマートフォンのインストールデバイス数では全体のわずか14%を占めるに過ぎなかったものの、スマートフォンアプリのダウンロード総数では67%と圧倒的な優位に立ちました。逆にSymbianは、スマートフォンのインストールデバイス数では49%のシェアを占めながらも、アプリケーション・ダウンロード市場では推定9%に止まりました。
しかし本レポートでは、2015年のアプリケーション・ダウンロード市場では、Symbianの19%と比較してアップルは低調の22%になると予測しています。
オーバムの主席アナリストで本レポート共同執筆者のミッシェル・マッケンジー(Michele Mackenzie) は、「iPhoneはスマートフォンアプリのダウンロードで現在トップに立っていますが、向こう5年間でシェア配分はもっと均等になるでしょう。他社のスマートフォン・プラットフォームが地盤を固めていくなか、2015年までにマーケットシェアは現在と全く違った様相になっていることと思われます」と、分析しています。
2009年から2015年の間に、グーグルのAndroidはスマートフォンのデバイス数を5%から18%へと拡大し、モバイルアプリのダウンロードにおいては14%から26%へとシェアを増大させる見通しです。
Androidなど新規参入者の積極的な攻勢を受けるBlackBerryは、当期間内スマートフォンでのシェアは低下すると見られますが、アプリダウンロード市場では5%から17%へとシェアを3倍以上伸ばす見込みです。マイクロソフトも同様に、スマートフォンでのシェアは失うものの、アプリダウンロードでのシェアは倍増すると思われます。
オーバムの主席アナリストで本レポート共同執筆者のアダム・リーチ(Adam Leach)は、北米が引き続き市場を牽引しながらも、スマートフォンのモバイルアプリケーション・ダウンロードでは2009年の57%が2015年には31%に縮小すると見ています。
リーチはこれについて、「スマートフォンの売上増とともに、北米での貪欲なまでのアプリケーション購入により、アプリストアは収益を伸ばしています。また、市場で優位に立つスマートフォン開発者は北米市場をルーツとしているのも一因となっています」と、指摘しています。
さらに、アジア太平洋地域が最大の成長率を示すとオーバムでは予想しており、グローバル市場での同地域のシェアは初期の5%から2015年までに20%へと、4倍増の見通しです。この急成長は、同地域でスマートフォンが浸透を続けていることと、ローカライズされたアプリケーションが増加することでもたらされると予想されます。
以上
脚註
* オーバムの最新レポート「Mobile Application Download Forecast 2009-15(モバイルアプリケーション・ダウンロード予測2009~2015)」では、モバイルネットワークからモバイル機器にダウンロード可能な全ソフトウェアアプリケーションを対象にしています。これにはユーザーがウィジェットなどウェブベースのアプリケーションを実行できるアプリケーション、Javaなどマルチプラットフォームのランタイム用に構成されたアプリケーション、各種モバイル機器専用に構成されたアプリケーションが含まれます。これらのアプリケーションのうちには、ゲームや地図などの形式のコンテンツを含むものもありますが、ある程度のインタラクションを提供している点で標準コンテンツとは異なります。なお、本レポートでは、着信音やビデオなどのモバイルマルチメディアコンテンツは対象としていません。
報道関係の方へ
オーバムの主席アナリストで本レポート共同執筆者のミッシェル・マッケンジー (Michele Mackenzie) とアダム・リーチ (Adam Leach) が、ご質問・お問い合わせにご対応させていただきます。
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オーバム (Ovum) は、英国に本社を置く総合市場分析企業 データモニター (Datamonitor) のICTに特化したリサーチ、アドバイザリ、コンサルティングの事業会社です。オーバムは世界 11 ヶ所(本社含む) に拠点を持ち、150名のアナリストがテクノロジー、マーケットレンド、ビジネス、そして政策や規制を踏まえた 予測・分析・リサーチを行ない、情報を提供しています。オーバムは客観的かつ中立的な視点から最適なアドバイスと分析情報を提供し、お客様の戦略立案と意思決定をサポートしています。オーバムでは、通信・テレコム、IT、マーケットトレンド、特にビジネスとテクノロジーの双方の視点で市場を予測・分析しております。このリサーチ情報をベースとして、世界各国の150名のアナリストが、お客様の課題解決、ビジネスやテクノロジーにおける意思決定に役立つアドバイス情報を提供。個別のご相談にもアドバイザリサービスにて対応いたします。
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