ニュース

オーバム プレスリリース



アジア太平洋地域、光コンポーネント市場をけん引

2010年7月13日

2010年の第1四半期、世界の光コンポーネント(OC)市場は9%の継続的成長を遂げ、売上は120億ドルに達しましたが、供給面の制約がなければさらに7%を上積みできたと思われます。データモニターグループ(英文社名:Datamonitor 本社:英国)のICTに特化したリサーチ・アドバイザリ・コンサルティングの事業会社オーバム(英文名:Ovum) による予備調査では、OCのグローバル市場は前年同期と比較して25%の伸びを示しています。サプライヤーにとっては供給面の制約が最大の問題となっているとはいえ、市場の展望は明るく、ベンダーは毎四半期4-10%の成長が続くと見られています。市場は2009年に直面した年率2ケタ台の落ち込みから見事に立ち直り、今年度は年率2ケタ台の伸びが期待できます。

今回の調査では初の試みとして、マーケットシェア情報に地域ごとの予測を盛り込みました。世界の4四半期連続の収益では、アジア太平洋地域が最大の48%を占めると見られますが、これは同地域に委託製造ベンダーが集中しているのが一因と考えられます。下記の図1は地域別のOC市場シェアを表しています。

図1 地域別光コンポーネント市場シェア

地域別光コンポーネント市場シェア

ベンダーの上位10社のうち、14.3%のシェアで市場をリードする第1位のフィニサー社(Finisar) は、驚異的な年率75%の伸びを示し、4四半期連続の収益でマーケットシェアを111ポイントも拡大しました。第2位はシェア10.8%の住友電気工業社、第3位は8.6%のアバゴ・テクノロジー社(Avago Technologies) でした。

オーバムコンポーネント部門長のダリル・イニス(Daryl Inniss)は、「こうしたOCベンダーによる『不作の後の豊作』ともいえる状況は、彼らが食物連鎖の底辺に追いやられる兆候でもあります」と述べています。「サプライヤーは、マクロ経済の減速を乗り切るため、コスト削減・減産体制から生産能力不足へと、12ヶ月も経たないうちに戦略の急転換を迫られます。また、現状の需要が、単に過去の供給不足に短期間で追いつくためのものなのか、それとも新たな上昇サイクルを作るため、今後数年の間で生産拡大のために設備投資を必要とするものなのかが問われています」

以上



報道関係の方へ
オーバムの光コンポーネント情報サービスは、光学素子ベンダーに好機を提供するネットワークアーキテクチャのトレンド把握と、セールス・マーケティングのストラテジー策定に向けて競合状況の分析を行っております。

オーバム コンポーネント部門長のダリル・イニス (Daryl Inniss) が、ご質問・お問い合わせにご対応させていただきます。
オーバム ジャパン 広報担当へのご連絡は こちら




オーバムについて
オーバム (Ovum) は、英国に本社を置く総合市場分析企業 データモニター (Datamonitor) のICTに特化したリサーチ、アドバイザリ、コンサルティングの事業会社です。オーバムは世界 11 ヶ所(本社含む) に拠点を持ち、150名のアナリストがテクノロジー、マーケットレンド、ビジネス、そして政策や規制を踏まえた 予測・分析・リサーチを行ない、情報を提供しています。オーバムは客観的かつ中立的な視点から最適なアドバイスと分析情報を提供し、お客様の戦略立案と意思決定をサポートしています。オーバムでは、通信・テレコム、IT、マーケットトレンド、特にビジネスとテクノロジーの双方の視点で市場を予測・分析しております。このリサーチ情報をベースとして、世界各国の150名のアナリストが、お客様の課題解決、ビジネスやテクノロジーにおける意思決定に役立つアドバイス情報を提供。個別のご相談にもアドバイザリサービスにて対応いたします。
http://www.ovumjapan.com/

データモニターについて
データモニターグループは、世界有数のプレミアムビジネス情報サービスプロバイダーです。自動車、コンシューマーマーケット、エネルギー / ユーティリティ、ファイナンシャル サービス、物流 / 宅配便、製薬 / ヘルスケア、リテール、テクノロジー、テレコム業界に関する独立データ、分析、オピニオンなど様々な市場情報を提供しています。当社の業界知識と実績を総合し、世界の主要企業6,000社以上に対して戦略的・事業上の意思決定をサポートしています。
http://www.datamonitor.co.jp/

オーバムでは、最新のテクノロジー、テレコム・通信に関するプレスリリースやアナリストによるオピニオンをプレスの方にお届けしています。 ご希望の方は、下記のボタンより空メールをご送信ください。

プレスリリース送信のお申し込み