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オーバム プレスリリース



オーバム速報: M2Mに復活の兆し

2010年7月27日

データモニターグループ(英文社名:Datamonitor 本社:英国)のICTに特化したリサーチ・アドバイザリ・コンサルティングの事業会社オーバム(英文名:Ovum)の最新の市場調査レポート(注*) “Operator Strategies in machine-to-machine (M2M) communications (マシン・ツー・マシン (M2M) コミュニケーションにおける事業者戦略)”によると、移動通信事業者(MNO)の間でM2M(注**)コミュニケーションが再び注目を集めていることが明らかになりました。MNO事業各社は戦略を刷新し、このアプリケーション領域に再度積極的な姿勢を見せています。

オーバム社の企業向けテレコム調査部門(Enterprise Telecoms practice) リーダー、エヴァン・キルヒハイマー (Evan Kirchheimer) は、「M2Mへと関心が集まる背景に、2つの要因があげられます。 ひとつには、多くの通信事業者は自らをインフラ、接続機会、サービスの提供者であることと法人企業に明言しており、企業の主要なアセットを彼らのネットワークに接続させるようとしていることです。つまり、B2B環境におけるM2Mは、アセット最適化とプロセスの効率化が要になると言えます」とコメントしています。もっとも顕著に表れているのがスマートメーターで、法規制を利用して市場ではすでに活況を呈しているところも見られます。 加えて、自動販売機、店頭販売 (POS) レジ、およびロジスティクスにも市場機会があると見ています。

キルヒハイマーは続けて、「より大きな重要性を持つ可能性を秘めた2つ目の要因は、個人向けデバイスのネットワーク有効性 (network-enablement) が増加しつつある点です」と述べています。 家庭用電化製品企業は製品の常時オンライン接続によるサービスを見越して、M2Mへの関心を強めています。 このため、大規模な潜在顧客が見込まれ、その中には世界的規模にまで市場が拡大する可能性もありそうです。 キルヒハイマーは「Kindle などの電子書籍端末の発売が、M2M市場に新たな弾みを加えています」とも指摘しています。 事業者すべてがこうした契約の有用性を認め、電気通信にさらに有利な収益モデルが必要だと考えているわけではありませんが、接続されるデバイス数の点では非常に大きな機会であることは認識しています。さらに、新たなデリバリー・ビジネスモデルが出現しつつあります (M2M サービスデリバリープラットフォームにおけるJasper Wirelessなどとのパートナーシップを含む)。 こうした展開によって、事業者はM2Mサービスをよりシンプルに構築することで、よりスピーディーにサービスを開始できるようになり、潜在顧客にとってのリスクも軽減されます。

「オーバムでは、2011年上半期までには世界的な通信事業者のほぼすべてが戦略を固めると予想しています」 下図は、M2M市場における現在のバリューチェーンに対するオーバムの見解を示しています。 課題は、事業者が意欲を持ち、単純なネットワーク接続の提供にとどまらず、モジュールおよびハードウェアサプライヤと連携して全てのデバイスへのネットワーク接続を実現し、他方でSI企業との協力により顧客のビジネス要件に対応できるサービスを見いだせるかです。 「一方、卸売経路を限定して接続を提供し、適切なパートナー関係を形成しつつも薄利多売を中心とした収益モデルを考案する事業者の登場も予見されており、「これら2つのアプローチは互いに競合するものではありません」と、キルヒハイマーは判断しています。

図 1: M2M バリューチェーン

M2M バリューチェーン


出展: オーバム

以上



脚註
* Operator Strategies in machine-to-machine (M2M) communications
マシン・ツー・マシン (M2M) コミュニケーションにおける事業者戦略

**オーバム社のM2Mの定義
中央サーバーによってリモートマシンがモニター、制御されている通信・コミュニケーション。 この定義では、実際にマシンと同じ場所にいるユーザーによってユーザーインターフェースを通じて直接モニター、制御されているマシンを除きます。 すなわち、スマートフォンあるいは接続されたノートパソコンなどの個人用デバイスはすべて除外されます。

報道関係の方へ
オーバム社の企業向けテレコム事業部門(Enterprise Telecoms practice) リーダー、エヴァン・キルヒハイマー (Evan Kirchheimer) が、ご質問・お問い合わせにご対応させていただきます。
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オーバムについて
オーバム (Ovum) は、英国に本社を置く総合市場分析企業 データモニター (Datamonitor) のICTに特化したリサーチ、アドバイザリ、コンサルティングの事業会社です。オーバムは世界 11 ヶ所(本社含む) に拠点を持ち、150名のアナリストがテクノロジー、マーケットレンド、ビジネス、そして政策や規制を踏まえた 予測・分析・リサーチを行ない、情報を提供しています。オーバムは客観的かつ中立的な視点から最適なアドバイスと分析情報を提供し、お客様の戦略立案と意思決定をサポートしています。オーバムでは、通信・テレコム、IT、マーケットトレンド、特にビジネスとテクノロジーの双方の視点で市場を予測・分析しております。このリサーチ情報をベースとして、世界各国の150名のアナリストが、お客様の課題解決、ビジネスやテクノロジーにおける意思決定に役立つアドバイス情報を提供。個別のご相談にもアドバイザリサービスにて対応いたします。
http://www.ovumjapan.com/

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